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加害者的な人

 無自覚のうちに、ともすれば加害者になる人には、次のような傾向があります。
 一見、明るく社交的で、人の注目を集めることができます。表面的な気配りは、むしろ他の人よりも習得しています。ですが、継続的に近くで接すると、心が伴わない表面的な対応に気付き、周囲の人は表層と内面の乖離を感じるようになっていきます。感謝のことばも謝罪も俊敏にできるのですが、マニュアル通りのような、血の通わない表現に終始しがちです。したがって、継続した人付き合いができない場合が多いのです。
 自らもまた、上位にいる他者の口先だけのお世辞に踊らされ、その気になってしまいます。上には媚び、下とみなした人には軽蔑的、自分の道具のように扱うといった傾向が顕著です。注目されること、リーダーになることに執心ですが、面倒な仕事は人任せで、丸投げにします。

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自分よりも能力が低いとみなした相手を、自分の周りに置きたがる傾向があります。自分の主張が通り、何でも言いなりになってくれる相手です。言いなりに動いてくれない相手には、自分の不幸話をして、同情を買おうとすることもあります。
 自分に持ち合わせがないときは、人から借りるを当然としていますが、返さなければならないと記憶に留めることがありません。結果として、忘れてしまって返しません。
 また、自分のために働いてくれる人、便宜を図ってくれる人に対して、感謝がありません。その一方で、自分が下に立たねばならないような上位の相手は尊重します。身内に辛く当たり、外ではいい顔をしたがるのです。
 自分が都合よく使っている相手が体調を崩しても、相手を気遣ったり心配したりといった同情心は湧きません。常日頃、してもらって当たり前という態度で、要求に応えてくれる相手には更に要求を繰り返しているので、わたしの頼み事を引き受けるのが嫌だから、仮病を使っている、と穿った解釈をします。相手に負担をかけているという自覚はあるのでしょう。嫌ならなぜ断らないのかと、非難します。相手を気遣うのではなく、ただ非難することに終始します。非難されるサイドは、体調不良と、この人からの要求の多さは、直接関係がないので、このような態度に驚き、なぜ同情や気遣いを見せてくれないのかと訝ります。
 一人でできることは限られている。だから皆の力を借りて、というのが、この人の主張です。そこで、周囲の人たちの力を借りようとしますが、借りるだけで返しません。もちろん、上位にいるとみなした相手は別ですが。
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カテゴリ: 発達障害の周辺

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