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適当な嘘を繰り返す癖

「どうしてそんな嘘をつくのだろう?ほんとのことを言えばいいのに。」と不思議に感じるような、どうでもいいような些細な嘘を日常的に繰り返す人、あなたの周りにもいませんか?
 たとえば、集まりに誘われると、「会いたくないメンバーがいるから」とか「会費が高額だから」という理由で断りたいにも関わらず、「その日は予定が入っているから」と答えてしまうようなことは、誰にも記憶にあることでしょう。本当の理由を言ったら、相手が気を悪くするのでは?といった気遣いから、とっさに適当な理由を答えてしまうのです。本当の理由を言ったとしても、必ずしも周囲が気分を害するとは限らないのですが。
 このように真意をごまかしてしまう人は、無意識のうちに、他人にどう思われるかを気にしています。自分を守るために、常にディフェンスを高くして、いい人を演じようとしているところがあるのです。

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こうした意識が一定以上強くなると、正直さや誠実さよりも、相手に受け入れられることが優先してしまいます。真意と真逆の発言をしたり、嘘をつくことも必要だと感じるようになるのです。
 とはいえ、封印された本音は、出口を求めて騒ぎます。体裁を取り繕ってばかりいると、誰かに胸のもやもやを打ち明けたい心境にもなるのです。こうした葛藤は、本音と建て前を使い分けるリスクといえます。
 無意識的に嘘をつくことが習慣化してしまっている場合、 それがいいことだと思い込んでいることもあります。嘘をつくことで、好感や承認といったメリットを得られる、もっと得たいと考えるのです。自分がついた嘘を相手が真に受けると、報酬系も刺激され、満足感を覚えます。このようなパターンにはまりこんでしまった人は、なかなかやめることができません。
 事実や真意を隠すことが習慣化してしまっている人は、周囲から拒絶された来た経験が多いことでしょう。ありのままの自分では受け入れられない、だから隠すのだ、偽るのだ、幾度も自らにそう言い含めています。自分が感じたまま、思うままを口にすることを、自らに禁じ続けています。今まで孤独だったから、他者に受け入れられたい、好感を得たい、そうした渇望が高じて、逆に他者に不信感を抱かせるところまで来てしまっています。
 建前と嘘を手放すには、ディフェンスを下げることです。正直に話して拒絶されるなら、しかたがありません。全ての人に自分のファンになってもらおうという無意識下の要望を手放しましょう。誰から嫌われたとしても、天地が崩壊するわけではありません。自分の良さを解ってくれる誰かと、肩の凝らない付き合いができるなら、それで充分というものです。その人ならば、おそらく、些細なことまで隠し偽ってしまうあなたの癖の背後に隠された痛みに、気付いていることでしょう。
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テーマ: 人生を豊かに生きる | ジャンル: 心と身体
カテゴリ: 認知と癒し

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