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抑うつと躁的防衛


 自己評価が他者依存的なナルシスティック・パーソナリティは
外面を装うことに長けています。
そして、周囲の賞賛を得ることで、自信を強化させていきます。
ナルシスティックな誇大自己を膨らませていくのですが、
それは、抑うつと表裏一体をなしています。

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 厳しい超自我を取り入れ、目標を目差して自らを駆り立て、
内面には自己不全感を抱き、意のままにならない外界の、些細なことに怒りを感じるナルシスティック・パーソナリティの抑うつは、
自らの期待を自らによって裏切られるときに発症します。
昇進によって、達成基準が高くなったとき、
あるいは、老化や疾病によって、能力や風貌が損なわれたとき。
ナルシスティック・パーソナリティには、
美しく有能な自己を映し出してくれる鏡が必要なのです。
 宗教がその役割を果たすこともあります。
遠くにいる絶対的な権威者に見守られている、といった想念によって躁的防衛を行なうのです。
相手は「幻の存在」ですから、傍らにいる恋人のように心変わりする心配がありません。自分の方から離れない限り、決して去っていかない恋人です。
そして、その絶対的な権威者に献身することによって、選ばれた人間であるという意識を強め、
自己愛を充たします。
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