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あつかましい人

 その人の初対面の印象を問われると、多くの人は、「テンションが高く、明るく、リーダーシップを発揮できる、よく気のつく人。」などと答えることでしょう。一種のカリスマ的光を放っていることも多いものです。
 ところが、暫くすると、その人の親切は、相手のニーズに沿わず、ただ自分を目立たせたいための上辺だけのポーズにすぎないのではないかと、疑うようになります。
 実は、非常に自己中心的な人なのです。基本的に、相手を見ていません。相手は、自分を輝かせるための道具であるかのようです。相手をダメな人だと貶めて、その相手を支える自分をアピールします。相手を傷つけるような言葉も、不用意に口にします。
 そればかりではありません。都合次第で、傍にいる人を平気で使用人扱いします。面倒な雑用は、他の人に押し付けて、自分は楽をしようとするのです。相手に迷惑をかけているなどとは、露程も思っていません。付き合いが深くなるほど、相手は傷つく事が多くなるでしょう。
 なぜ、こんなまねが平気でできるのか、振り回されているサイドには解りません。感受性の強い人には、自分がされて嫌なことは、相手にも要求できません。
 ところが、あつかましい人は、この一線を軽々と越えてしまいます。自他の境界があいまいといえます。

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以前は、少なくともかわいらしい人だった彼女、役職についたとたん、ワンマンになり、今では暴君のよう。いえ、次々と人が離れ、今も残ってつき従う人は少ないので、お山の大将、現実が見えていない裸の王様のようかもしれません。
 権力は、強い酒のように正常心をマヒさせます。少しずつ少しずつ、相手を人格として見ないで、持ち駒のように自由に動かせるものと勘違いしていくのです。
 傍にいる人たちが離れていくころには、他人に対する共感も思いやりもなく、相手の立場を考えることもなく、自分の気に入らなければ、尽くしてくれた人をも簡単に切り捨てるような人間になっていることでしょう。
 このような人と関わるには、コストとメリットを天秤にかけて、決して不本意な無理をしないことがたいせつです。
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