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 ADHD-情動と人間関係

 側頭葉、前頭葉の機能が充分でないと、情動の制御に障害が生じてきます。
 言葉の影響を考慮しないで,心に思ったことをそのまま言ってしまう。その結果、他人に恥をかかせてしまう、といったことが起こりがちです。
 気短で、思い通りにならないことに対して、寛容さがとぼしく、そうした場面で、グワーッと湧いてくる怒りの衝動のとりこになりやすいのです
 たとえ相手が友人や恋人でも、侮辱を受けたと感じたら,それが事実でも単なる思いこみでも即座に反応します。相手が、違う、思い違いだ、そうじゃない。と、説明しようとすると、さらに導火線に火が付き、埋まっていた地雷が、次々に炸裂するといった事態に陥ります。
 激怒の連鎖は、側頭葉の過剰な興奮と、前頭葉の沈黙です。
 これでは、一時の感情にかられて、人間関係に、取り返しの付かないヒビを入れてしまうことになりかねません。当然、友情や恋愛関係を持続させることが困難で、恋人を次から次へと変えるという、恋愛遍歴もありがちです。

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 たびたびヒステリーを爆発させるのですが、自分にはそうするだけの理由があると考えます。その立派な理由にとらわれ、他の人の要求や心情を重要なものとして見ることができません。
  こうした自分のニーズから、他人を口頭でどれほど罵倒しても、謝るのは相手の方だと考えます。相手さえ、自分のニーズに添ってくれれば、自分の好まない要求を出さなければ付き合っていかれると考える自己中心があります。
 長く付き合った相手でなければ、これが子供っぽい愛情欲求であるなどとは考えないでしょう。
  こうしたことから、DVやモラルハラスメントの加害者として、しばしば登場します。ですが、その攻撃の激しさの背後にあるのは、強さではなく、弱さです。自分に好意や愛情を注いでくれる相手に対して、「もっと自分の気に入るように愛してくれ」と求めすぎ、「そうしてくれないなら、もう付き合ってやらない」と相手との心の架け橋を焼ききってしまうのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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カテゴリ: 脳と精神

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