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都合よく利用されないために

 周囲と仲良くやっていきたい、好印象を持たれたいといった願望は、誰の潜在意識にもあることでしょう。ですから、無意識のうちに我を抑え、笑顔や声のトーンを演出したり、進んで誰かのために、サービスをしたり.....。こうした態度は、自覚以上のストレスがかかっているものです。
 しかも、期待していた好意や親しさは得られず、周りから上手く利用されてしまうこともあるので、注意が必要です。相手にとって都合のいい人になってしまうと、嫌な仕事ばかり押し付けられ、その関係性に腹を立ててしまうことになってしまいます。

 穏やかな人は、好感を持たれやすいものです。ですが、嫌な仕事を無理強いされても、怒らない、押し切られて引き受けてしまうといった傾向があると、あつかましい人にとっては、好都合な人と位置づけられてしまいます。簡単な依頼を好意から引き受けていると、少しずつ要求が多くなって、気付いたときには家政婦状態になっているかもしれません。そして、やっと断ったとしても、いつもはやってくれたのに、と、逆ギレされかねません。善意も、度重なると、感謝を素通りして、相手が調子に乗るということがあるのです

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別離を経験したばかりだったり、交友関係が少ないといった理由から、新しい交友関係を築きたいと頑張っていると、嫌われるのを恐れて良い人になってしまいがちです。失うことが怖いという心理が、背後に隠れています。相手もまた似たような状況だと、かけがえのないパートナーや親友になれるかもしれません。
 ところが、交友関係が広く、家庭でのパートナーシップも申し分ない人が相手である場合、その人は、自分と交友関係を結びたがっている相手に魅力を感じません。そもそも、誰かと親密になる必要がないのです。
 ただ、そうした人は多忙ですから、自分の雑用を引き受けてくれる人を耐えず必要としています。引き受けてもらえることはありがたく思っても、その場限りで、心を通わせる相手にはなりえません。
境遇や立場が違いすぎるのです。無理に、その人に合わせ、期待に沿おうとするよりも、共鳴し合える相手を、他に探しましょう。誰とでも、そつなく付き合えるのは才覚かもしれませんが、疲れます。

 また、相手が気を悪くすると思って、ネガティブな発言を控えるのは、相手を気遣っているようでいて、実は愛の無い態度です。調子に乗った相手を咎めないでいると、その人は、他でも同様の態度を取り、多くの問題を引き起こすことでしょう。
 相手に対して愛情があれば、ちゃんと自分の限界を示し、相手の不興もさほど恐れることなく意見を言えます。相手も苦言の中に学ぶものがあることに気付いたとき、態度を改めてくることもあるでしょう。当面はそうはならなくとも、近視眼的にならず、時間をかけて関係性を熟成させていくことがたいせつです。
 都合のいい人とみなされる人は、自分が嫌だと思っている相手にさえ、受け入れられたいという願いを持っているものです。受け入れられることによって平和や安心を得たいと願い、苦しい努力を重ねるのですが、その願い自体が、そもそも難問だといえそうです。
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