Sponsored Link

自己承認

 モラハラ被害者になるような人は、「周囲の人たちに好かれたい、受け入れられたい。」という欲求を、無自覚のうちに持っています。養育者から承認してもらえなかった等の、成育歴を持っているのかもしれません。
 養育者から否定されると、そういう自分を恥じて、自己否定的な心理が生まれます。すると、どうしても、周囲から受け入れられることによって、安心を得たくなります。他者の顔いろを見て、その心中を察知する能力も、高くなることでしょう。そして、空気の読める人、気遣いのできる人になっていく人も多いことでしょう。それは、決して悪いことではないのですが、常に自己抑圧がありますから、対人関係にストレスを感じやすいものです。
 他者承認を得たい人は、常日頃の温厚な態度で、周囲から概ね好感を得ることに成功している場合も多いのですが、自分に無関心な相手、自分を嫌っている相手の存在に心を痛めます。その人が自分に無関心なのは、「私が××だから」職業や収入や交友関係や、あらゆる自分の中の無価値観に原因を求めようとします。そして、なんとか相手の関心を得ようと、あるいは、評価を高めようと頑張り続けるのです。

Sponsored Link

ですから、モラハラ加害者のような、自分を認めてくれない存在と関わり続けるような展開を招きやすくなります。相手の期待に応え続けることによって、自分の価値を認めさせようとするのです。心にもない笑顔で武装して、反動形式という、心とうらはらな好意を示しながら。
 成長期に承認されてこなかった人は、無視される自分、嫌われる自分を承認できないのです。ですから、辛い努力を続けるのですが、徒労に終わることが多いものです。
 そもそも、人の好き嫌いは感覚的な理由が多いですから、自分の努力によってコントロールできるとは限らないのです。人は、基本的に他人には無関心で、その表面的な一部分だけを見て、ああだこうだと好悪の評価を下したがるものです。そのようなものに振り回されず、自分自身が自らを承認することが大事です。どのような言動を取ろうと、そうするには理由があり、その理由をすべて知り尽くしているのは自分自身だけなのですから。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する