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負の感情を押し込めない

 いじめの被害者になる人は、仲間はずれにされたり、ひどい言葉であざ笑ったりされると、「自分のどこがいけなくて...」と自分を責める傾向があります。「あなたの××なところがいけない」と指摘するばかりで、守ってくれない養育者を持っている人もいることでしょう。
 親から否定されたところで、生来の気質や性格傾向は、他の個性に取り替えることなどできません。その取り換えできない自分の個性を、「愛されない性格だ」と否定してしまってはいけません。それでは、自分をオープンにできなくなり、ひたすら隠そうとするようになってしまいます。特に、怒りなどの負の感情は。受け入れられないのは辛いですから、受け入れられるために自分を抑制し、相手に迎合しがちなるのです。

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ですが、相手の失礼な言葉に傷ついたなら、一緒になって自分を笑い飛ばして解決しようとしてはいけません。言われる前に、自分の欠点を指摘して笑いをとろうなどと考えないことです。
 相手に悪意はないのかもしれません。ただ、あなたの振る舞いの何らかを、滑稽と感じて笑ったにすぎないのかもしれません。相手の悪意の有無ではなく、それを不快と感じたかどうか、それが重要なのです。
 笑われて傷ついたなら、「その顔で言うのか」と相手のコンプレックスに、笑顔でお返ししていいのです。ですが、いじめ被害を受けるような人には、これができません。黙って耐えてしまいます。性格もあるでしょうが、圧倒的に経験が足りないのです。しかも、養育者からの否定によって、たいせつな爪を切られた猫のようになっています。
 そこで、笑顔と従順で相手のご機嫌を取り、攻撃されない存在になろうと努めるのですが、この戦略一辺倒では、相手からの好意を勝ち取れない場合、打つ手がありません。ボールが打ちこまれてきたら、打ち返す必要があるのです。
 言いにくい本音は、きついジョークとして笑顔で言うと、それほど角が立ちません。相手が、ジョークとして受け入れる頃合いがいいのです。
 成長期の人間関係に辛いことが多いと、自分を否定し、相手に迎合し、我慢することが多い生き方を選びがちです。嫌われても仕方ない、自分は悪くない、そう思うところから始めましょう。
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