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言いなりにならない

 誰かが、ああして欲しいこうして欲しいと頼みごとなど持ってきたとき、相手の状況を慮って、相手の都合に合わせてしまうと、いつの間にか上下関係に陥ってしまうことがあります。都合よく利用されてしまう関係です。
 自分の仕事を後回しにして、こんなに尽くしてあげているのに、お返しの一つもない、そもそも感謝されている様子もないと知り、憤りを感じることになります。二つ返事で快く引き受けると、自分の存在が軽くなるのです。
 誰かの役に立てることで自己有用感を感じる人もいるでしょうが、その結果、軽くあしらわれるようになったのでは、自尊感情が傷つきます。
 相手と、信頼関係を築きたいとき、相手の好意を得たいとき、人は無条件でたやすく相手の期待に応じようとします。何度でも。そうすることで、確かな絆を築けているという確信を持ちながら。

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そして、ある日、相手のよそよそしい態度に、それらがすべて自分の夢想に過ぎなかったと気付くのです。相手のページに、自分の名前はなかったのだと。相手に取っては、言えば何でも引き受けてくれる都合のいい人、暇な人、それだけだったのかもしれません。
 舐められてしまうほど、誰かの言いなりになってしまうことなど、ありえないと思っている人でも、相手に対して期待があると、簡単に操作されてしまいかねません。相手が誰であろうと、その関係性に比重を置きすぎないバランス感覚も必要でしょう。
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