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怒れる人になる

 怒れない人は、人間関係を大切に考えています。相手の身勝手な態度に迷惑を感じていても、「ここで怒ったら相手が傷つく」「ギクシャクした関係になってしまうかも」と、怒りを表現することに罪悪感を感じてしまうのです。人と対立したり、争う経験が乏しいのがその原因といえます。自分を犠牲にしても、平穏を重んじることによって、喧嘩の経験を逸してきたといえるかもしれません。
 平穏の中に安心を見出したい、という願いは、怒らないことによって得られる場合もありますが、同じ理由で、失うこともあります。

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いつも穏やかな人は、相手に安心を与えます。付き合いやすい人として好まれる一方で、「この人なら、どんな風に扱っても大丈夫」となめてかかる人もいるのです。弱い人とみなされ、格下に扱われたり、とんでもない言いがかりをつけられ、責任転嫁されるということも、無いとは限りません。
 このような状況に追い込まれても、怒れない人は、抗議することを戸惑います。もっとひどい展開を招いたらどうしようと恐れているのでしょうか。実際には、すでに、これ以上ないほど、悲惨な局面になっているのですが。
 周囲の目にどう映るか、悪い評判が立ちはしないかと気遣って、一矢も報いぬまま、フェードアウトを決める人も少なくないことでしょう。離れてしまえば、それで終わると信じて。
 ですが、無抵抗の状態で、一方的に叩かれ付いた傷は、時が経過しても、容易には消えません。恨みを引きずらないためにも、「人を傷つけてはいけない」ではなく、「傷つけられたら、傷つけてもいい」にビリーブを変えていく必要があります。
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カテゴリ: 認知と癒し

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