Sponsored Link

優しさと依存

 温厚で、いつも微笑みを絶やさず、キレることも怒ることもない、このような人ほど、他人から利用されたり見下されたりしやすい傾向があります。こちらの好意や優しさに対して、それ相応のものを返さず、つけ込むような人間は自己中すぎると、優しい人なら考えるでしょう。ところが、優しさなど知らない人からすると、簡単に征服でき、操作できる都合のいい存在でしかありません。
 優しい人は、要求されるままに、相手に何かをしてあげることが多いものですが、そこには、いずれ役に立ってほしいという期待があります。期待できない相手に、人は、無制限に自分をさし出すことなどできません。

Sponsored Link

要求する側が、相手の期待に気付き、とうてい応えられないと自覚すれば、距離を開けることもあるでしょう。それは賢明な対処だと思います。
 ところが、自分の要求を通すことだけしか考えない人や、薄々相手の期待を知りながら、応える気もないのに、うまく言い繕って、相手からのサービスを引き出そうとする人たちもいます。投資だと考えていたものが、損失にすぎなかったという場合もあるのです。
 相手の懐に入るための優しさは、その人への依存心から出て、自らに我慢を強いて進行します。ですから、相手が常に思いを遂げた挙句、なんでも言いなりになるからといって見下してかかるような場合には、好意は一転、激しい怒りに変わります。
 その人に返せるものが自分にないなら、必要以上に相手を使わないことを心掛けなければいけません。
スポンサーサイト
テーマ: 人生を豊かに生きる | ジャンル: 心と身体

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する