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凛とした静かさ

 どちらかというと無口、物静かで内向的、こうした性格の人は、他人との諍いを好みません。対立を避けたいがために、相手に譲歩して、自分の意見をひっこめてしまう場面も、度々あったことでしょう。
 ですが、相手の意見に従ったからといって、自分の意見がないわけではありません。譲れない独自の人生観や世界観を、表現していない、ただそれだけなのです。
 他人に対する嫌悪など、負の感情も表現することをためらいます。調和のために気遣うことを、常に優先しているのです。
 そうした配慮から人に譲ってばかりいると、周囲の人から扱いやすい人間として良いように利用されてしまうこともあります。そうした、配慮できない人間もいるということを、考慮する必要があります。平和主義者は性善説の持ち主で、利用されたり酷く扱われたときに、その理由が解らず、戸惑うことが多いのです。そして、さらに相手に優しくすることで、この危機を乗り越えようとして失敗します。都合のいい便利な存在として、周囲の人に振り回されないためにも、ここぞというときには毅然とした態度を取らなければなりません。
 はっきり意見を言ったら、対立を免れないこともあるでしょう。相手との関係性にヒビが入ってしまうこともあるかもしれません。だからといって、誰に対してもそうした展開を避けたいという理由で黙ってしまうと、支配的な人から、文句を言わない便利な存在として、いいように扱われてしまう恐れもあります。 

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黙っていることでストレスまみれになることを避けるためにも、無意識のうちに他人に求めている心理的な依存心と、折り合いをつけるようにしましょう。温厚で物静かな人は、相手の良い持ち味を見つけるのが得意ですが、それも、その相手とうまく付き合っていきたいという動機に端を発しています。
 相手の迷惑を省みない自己中心的で押しの強い人は、自分に従順に従ってくれる、手足のように働いてくれる人を、無意識のうちに探しています。温厚な人の配慮に、配慮を返すことはありません。道具として調達されることになります。振り回されないために、しっかり相手との境界線を確認しておくようにしましょう。
 相手の感情に配慮できる人は、それだけ人の感情の動きに敏感なのです。ですから、相手の心情を慮り、傷つけないような対応をします。他者に配慮するのと同様に、自分の心もケアしましょう。求められるからといって、自分が苦しいこと、辛いことを行うのは、自分をいじめていることに他なりません。相手に受け入れられたい、気に入られたいという求める気持ちを減らしていくと、心理的な負担が少なくなり、楽になります。ノーを言えるようにもなるでしょう。ノーと言って、電話のベルが鳴らなくなったのなら、それだけの相手だったのです。
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テーマ: 癒し・ヒーリング | ジャンル: 心と身体
カテゴリ: 認知と癒し

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