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自分を責めない

 寂しい心境でいる人は、相手から嫌われたくなくて、何か不快な事があっても、ぐっと我慢を続けてしまいます。恋人からの連絡がなくても我慢、友人から雑用係にされても我慢、そんな態度を取ってほしくないと言えなくて我慢。笑顔で、傷ついてないふりをします。
 中には、一見、何でも話せているように見える人もいるでしょう。ですが、肝心のことが言えません。相手を失いたくないから、相手の機嫌を損ねるのが怖いのです。相手は、あなたの機嫌が悪くなるような態度を取ってばかりなのに。
 我慢は、いずれ限界に達します。悶々と悩み続けた結果、「もう、この人とは付き合えない。」と決断するのです。
 一度や二度でなく、何年間も我慢し続けてきたのですから、相手が謝ったからといって、もう、二度と同じ環境に戻りたいとは思えません。相手を失いたくないからこそ我慢してきたのに、自分から断ち切ってしまいます。相手に嫌な思いをさせたくなくて、自分が嫌な思いを我慢してきた事の、最終到達地点です。

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こうした経験から、我慢強い人も、「不快なことがあったときは、その場ですぐに相手に嫌だとはっきり言わなきゃダメだ」と気付きます。ところが、不慣れですから、なかなかうまくいきません。すると、「言い返せない自分はダメだ」と、またしても自分を責めてしまいます。
 そもそも、人から嫌なことを言われたときも、自分の姿を点検し、「☓×なところが、つけ込まれる隙になっていた」と自分を責め、言い返せないからといって、また責め....。自己責任ばかりに目を向けすぎると、自分をたいせつにできません。
 ある特定の誰かに、あるいは新しい環境で出会った人たちに、受け入れられたい、好かれたい、嫌われたくない一心で、無理を重ね続けると、心のバランスを崩しかねません。訳もなく涙があふれてきたり、頭痛が頻発したり。それは、封印したストレスの発露かもしれません。
 これまでNOを言ったり、対立する生き方をしてこなかったのですから、いきなりうまくいかなくて当然です。押しの強い相手に、また押し切られそうになって、yesと言わず「ちょっと考えてみます」と答えたのなら、それで上々です。空いた時間で、冷静な判断ができることでしょう。はっきりノーと言えなかった自分ではなく、不本意にイエスと言ってしまわなかった自分に〇です。
 我慢しすぎる人には、自分を責める癖があります。まず、それに気付いて、自分を許すことから始めてみましょう。
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カテゴリ: 認知と癒し

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