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とげとげしい人の心理

 何かといえば、批判や非難、バッシングと、否定的な話題ばかりの人に、うんざりしたり苛立ったことはありませんか? 話題に上るのは同僚や知人の悪口、テレビを付ければ、芸能人や政治家の悪口、そればかりではありません。あなたが何か発言するたびに、すぐに否定したり、反対意見を突きつけてきます。同調くれない、共鳴してくれない、どうでもいいことにまでダメ出しされて、もう付き合うのが嫌になる、という人もいるのではないでしょうか。
 困ったことに、親しくなると、相手は気を許して、バッシングのオンパレードになりがちです。毎日、こうした話題に付き合わされるのでは、たまったものではありません。おのずと、ストレスが溜まり、苛立ちや憤りを掻き立てられ、ケンカ腰になってしまうこともあることでしょう。
 どうして、この人は他者の非難に明け暮れるのでしょうか。そもそも、芸能人など、自分には関係のない見知らぬ人なのに。

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バッシングの達人は、実は自分が否定されてばかりだった人なのでしょう。そのため、自分の人生は不毛だった、不遇だったという自己認識を持っています。
 自分の人生への不満と、成功者へのやっかみ。逢うことのない人物は、こうした心情をぶつけるには格好の対象です。テレビで歌っている人を観て文句を言い、喋っている人を見てもまた苦情。そうすることで、かろうじて優越感を感じられるのかもしれません。
 これまでの人生で、否定されることが多く、人間関係をうまく構築することができず、今も自信を持てずにいる人、これがとげとげしい人の正体なのでしょう。
 他者から避けられることも多いので、内心は孤独です。友達が欲しくて皆と仲良くしたいのに、なぜか友達が誰もできない。そして、ますます自分に自信をなくしていきます。
 そこで、もう他人に期待しない、と心のシャッターを閉ざしてしまいます。不信と拒絶で、防衛するのです。
 とはいえ、やはり、寂しくて人を求めているのが本心なのですが、これまでずっと、他者と絆を紡げずに来たために、よい関わり方が解りません。相手を否定してばかりで、怒らせたり、去って行かれることになるのです。
 これ以上傷つきたくなくて人を拒絶する、その下に隠れているのは人への強い渇望です。親しい相手には、当然、依存が強くなります。支えられたい、庇護されたいという、これまでの人生で与えられなかったものを、渇望してやまないのです。
 さながら、坂道を転がるような構図です。うまくやれず、否定され続け、自分もまたバッシングすることで憂さを晴らすようになり、他人から距離を置かれ、他人を避けることで精神の安定を保とうとし、認められることのない人生。
 この人にも、人としての味や魅力はあるはずですので、引きだしてあげられる人が、一人でもいれば、それが救いになることでしょう。ただ、求める思いが強く、気遣いや他者への慈愛の心は乏しい人なので、関わる人は、ストレスを背負いこまないことがたいせつです。
 自分に向けられたバッシングも、「そんなことを言われる覚えはない」と、自分のこととして受け止めれば腹が立ちます。それは、相手のものです。相手の心の座り具合が悪いのです。感情を乱されないようにしましょう。
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