Sponsored Link

犠牲にならない生き方

 「自己中にならず、他人に親切にしましょう。」
この言葉だけを聞くと、誰しも、納得し、頷くかもしれません。他人を助ければ、自分もまた、困った時に助けてもらえる、と信じたいものです。
 だからといって、他人に親切にせよ、人助けをしなさいと口を酸っぱくして言う人には、注意が必要です。それは、自然に振舞っている人に、罪悪感を植えつけるものだからです。親しくもない顔見知り程度の相手にも、自分を犠牲にして支えなければならないかのような罪悪感を与えるのです。
 倫理観のように人助けを説く人は、自分のために相手が犠牲を払ってくれることを、無意識のうちに望んでいます。その倫理観で相手を絡め取ろうとしているといってもいいかもしれません。思い通りにならないと、誹謗中傷してでも意のままに操りたいのです。

Sponsored Link

その人も、自己評価を上げるために、他者からの称賛を必要としてきたのでしょう。不本意に人のために働くのは苦しいことですから、自分が味わった苦しさを、他者も味わうことを求めるのです。さらに、助けてもらえる対象が自分であることで、自分が過去に払った犠牲を穴埋めしようとしているかのようです。この渇望にはキリがありません。親切を要求する人に、親切にし続けても、当然のことと受け止められて、感謝も報いもないのです。
 他者の犠牲にならない、他者を犠牲にしないために、自他の境界線を自覚しましょう。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する