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相手に合わせる人

 どのような人が相手でも、微笑みながら、頷きながら、興味津々の様子で、また、内容によっては深い共感を示しながら、相手の話にとことん付き合う聞き上手な人。相手に合わせる人は、こんな人です。
 解る人には、相当気を使っているなと解るのですが、表面しか見ない人の目には、その胸の内は見えません。相手に合わせる人は、基本的に、自分を抑圧する人、我慢する人なのです。楽しそうに振舞っているからといって、楽しんでいるわけではなく、楽しさを演じる感情動労をしているのです。 生まれ持った気質もありますが、幼少期から、自由に伸び伸びと自己主張できる環境を持ち得なかった人は、このような傾向になりがちです。自己主張しても、喧嘩をしても、続いていく友人関係を経験していない人も同様です。

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成人しているとはいえ、経験していないから、解らないのです。ほんのわずかなことで壊れてしまった友人関係しか知らないのなら、打ち明け話を親身に聞いてもらうことがなかったのなら、自己主張など怖くてできません。
 どうしていいのか解らず、相手の話を、それがつまらないものでも不快なものでも、我慢して聞いてしまう受け身の対応になってしまいます。接する相手は、気を使って疲れるだろうなと、察する配慮が必要なのです。それができる人とは、良い関係が築けます。
 一方、何でも聞いてくれるからといって、延々と愚痴を垂れ流し続けたり、引き受けてくれるからといって、雑用の下請け人のように扱っては、ある日突然フェードアウトしてしまいます。人を傷つけることを恐れる人ですから、キレて攻撃してくるようなことはありません。それができないから、怒りはいっそう深いものになります。このような状態になると、もうほとんど許してもらえません。
 「愚痴や自慢話はいい加減にして。うっとうしい。」と口に出して言わないからといって、迷惑がられていないわけではありません。人の感情は、ほぼ共通しています。
 微笑みや相手に合わせる処世術は、その人にとって、武装なのです。
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