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『平気でうそをつく人たち』とは?

『平気でうそをつく人たち』の著者M・スコット・ペックは次のような特徴を、悪性のナルシシズムと呼んでいます。
●どんな町にも住んでいる、ごく普通の人。
●自分には欠点がないと思い込んでいる。●他者をスケープゴートにして、責任を転嫁する。
●自分への批判にたいして過剰な拒否反応を示す。
●立派な体面や自己像に強い関心を抱く。●他者の意見を聞く耳をもたない。
●自分は選ばれた優秀な人間だと思っている。
●他者に善人だと思われることを強く望む。
 「自己愛性人格障害」「自己正当化型ADHD」「強迫性人格障害」「回避依存」などと形容される特徴と重複しているように思えます。
 何かを進言したときに、相手の許容量は顕著に現れます。なにも、不当な利得を狙って、難癖をつけようと言うのではありません。これからよい関係を築いていくためには、もうこの辺で、我慢し続けていくのは難しい、傷ついていることを打ち明けたほうがいい、と判断して、やっと決断して、心情を告げたとします。

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自分の言動が人を傷つけていたと知るとき、逃れようのない自分の落ち度を知らされるとき、人は傷つくのです。すると、当然の言い分を打ち明けているに過ぎない相手を、まるで加害者のように感じてしまう心理が生まれます。傷ついたことで、自分が被害者になってしまうのです。
 それでも前頭前野皮質は、自分のしたことの結果を見つめます。相手がこうむった痛手も感じます。自分が相手の立場にいたとしたら、何を感じるかを想像してみます。相手の痛みを想像しえてこそ、謝罪の心境が生まれるのです。その誠意は相手に伝わり、関係性は保たれます。

 一方、ナルシシストは、即座に逆ギレという反応を返します。『責められて当然の非』を受け止めることが出来ないのです。事実を突きつけてくる相手は、自分を傷つける加害者に他なりません。
  こうした逆ギレは、キレても報復されない相手を選んで行なわれることが多いようです。恋人、パートナー、自分よりも年齢、社会的地位、収入、学歴など、自分の価値基準で下とみなし、報復される恐れの無い相手が選ばれます。
 頭の回転が速く饒舌であると、「自己正当化」のための嘘も巧妙です。他者に善人だと思われるために、強迫的な努力を続けていることから、遠目には、立派な人物に見られます。彼らは「自己正当化」「自分の優越性の確保」のためには、平気で他者に責任転嫁をし、犠牲にすることもいといません。
 「あなたの××な態度に傷ついたの」と言ったとき、その傷ついた心情を解ろうとしてくれますか。
「そうはいうけど...」と、自分がそうした態度を取った立派な理由、正当な理由をガンガンまくし立てるようなら、前途多難です。

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