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強引な人に振り回されないために

「小銭持ってないから、出しといて」
「......(わたし、あなたの財布じゃないし。この前のも、返してもらってないし)」
「〇〇さ~ん、お茶、持ってきて。〇〇さ~ん、テーブル、拭いといてね。」
「......(わたし、あなたの召使いじゃないし。給料もらってるわけじゃないし)」
 内心、憤慨しながらも、言いなりに動いてしまい、相手は感謝するどころか、ますます支配的になる。こうした、強引な人、押しが強い人に、押し切られてばかりの展開が続くと、だんだん憤りが蓄積し、ついには絶交を決意します。
 それと同時に、
「ごめん、私も持ち合わせなくて」ととっさに嘘がつけなかったり、「私も遊んでるわけじゃないので、お茶ぐらい自分でいれてくださいよ。」と言えない自分にも腹を立てます。

 そもそも、強引な人も初対面から、相手の感情や事情を踏み敷くほど、あつかましかったわけではありません。むしろ、魅力的に見えたはずです。そうでなければ、そもそも付き合っていないはずです。
 魅力的に見えたその人と、より親しくなりたい、そう思い、相手のお願いを聞いているうちに、いつの間にか、望んでもない上下関係が生じてしまっていたのです。親しくなりたいし、好かれたいから、相手の希望を優先しよう、というこちら側の思惑が、相手にとっては利用価値と映っていたわけです。
 すると、相手は、便利に利用し続けたりすると、嫌われてしまうと心配していないということになります。尽くしてくれることに慣れてしまって、粗末に扱っても大丈夫と、安心しきってしまったのでしょうか。

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 強引な性格の人は、特定の誰かだけでなく、誰に対しても、相手の能力を自分のために活用しようとする傾向があります。「人使いが荒い」という評判も立っていることでしょう。
 一方、相手に寄り添おうとする人も、意中の相手のみならず、誰に対しても大らかで平和的に接します。強引な人にとっては、ぶつかることなく、支配できそうな従順な人と映ります。ですから、隙あらば組み敷こうとします。対等でいるためには、はっきり断ることが必要です。これは、自分への愛であるとともに、相手への愛情でもあります。
「そんな生き方してると、次々友達が去って行くよ。」と、本当にその人が心配なら言えるはず?ですが、自分の言葉で相手を傷つけてはいけないと恐れている人には、なかなか言えませんね。
  強引なあの人が、迷惑な頼みごとをうまい言葉に包んで、押し付けようとしてくるとき、ともすれば相手のペースに乗せられそうになるはず。そこで、押されて引き受けるのではなく、「ちょっと考えてみます」と時間を稼ぐと、冷静になれます。自分の真意がはっきりと見えてくるはず。強引なあの人もまた、冷静になって、テンションが下がるかもしれません。
 うまく断れない人は、断る経験が少ないのです。慣れていないので、対応力がありません。いきなり、きっぱりノーを言うのは難しいでしょう。相手の強引なペースにはまって、即答で引き受けなかっただけでも、大成功です。次に、その相手と対した時には、こちらも多少心構えがあるというものです。
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カテゴリ: 認知と癒し

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